劇団もっきりやHP復活です

2015年も始まりました。HPがずっと閉鎖になってしまっていました。昨年の公演「砂喰い虫」の記事がすっぽり消えてしまいました。すべてはもっきりやのひとりがぼんやりしていて、HPの更新ができてなかったせいです。けっしてお金がなくてできなくなったわけでもありません(それも少しありますが……かなりだと言う声もあります)。さあ、今度こそ自力でと張り切ったのですが、今回も、強力な師匠が見るに見かねてくれた結果、HPが再開です。二度とぼんやりで閉鎖されまい、芝居の最中もできたら更新をとこの反省をHPに書いておきます(美しい国の首相と違い反省してます)。

しやべり捲くれ      小熊秀雄

私は君に抗議しようというのではない、
私の詩が、おしやべりだと
いふことに就いてだ。
私は、いま幸福なのだ
舌が廻るといふことが!
沈黙が卑屈の一種だといふことを
私は、よつく知っているし、
沈黙が、何の意見を
表明したことにも
ならない事も知つているから。
私はしやべる、
若い詩人よ、君もしやべり捲くれ、
我々は、だまっているものを
どんどん黙殺して行進していい、
気取つた詩人よ、
また見当違ひの批評家よ、
私がおしやべりなら
君はなんだ、
君は舌足らずではないか、
私は同じことを
二度繰り返すことを怖れる、
おしやべりとは、それを二度三度
四度と繰り返すことを云ふのだ、
私の詩は読者に何の強制する権利ももたない、
私は読者に素直に
うなづいて貰へればそれで
私の詩の仕事の目的は終わつた、

私が誰のために調子づき、
君が誰のために舌がもつれているのか、
若し君がプロレタリア階級のために
舌がもつれているとすれば問題だ、
レーニンは、うまいことを云つた、
集会で、だまっている者、
それは意見のない者だと思へ、と
誰も君の口を割つてまで
君に階級的な事柄を
しやべつて貰はうとするものはないだろう。
我々は、いま多忙なんだ、
発言はありませんか、
それでは意見がないとみて
決議をいたします、だ
同志よ、この調子で仕事をすすめたらよい、
私は私の発言権の為めに、しやべる

読者よ、
薔薇は口をもたないから
匂ひをもつて君の鼻へ語る、
月は、口をもたないから
光をもつて君の目に語つている、
ところで詩人は何をもつて語るべきか?
四人の女は、優に一人の男を
だまりこませる程に
仲間の力をもつて、しやべり捲くるものだ、
プロレタリア詩人よ、
我々は大いに、しやべつたらよい、
仲間の結束をもつて、
仲間の力をもつて
敵を沈黙させるほどに
壮烈に。

昨年のもっきりやでこの「しゃべり捲れ」の一節を朗読しました。こんな時代だからこそ、表現する者は恐れてはいけないと思っています。

今年もめげず、くじけず、ぼんやり(あまり)せずに芝居でしゃべり捲ります。

「もっきりやの少女」

すみません、調子のってしまいました。こんな可愛いい子が書いている訳はありません。

 

 

 

 

 

紹介 管理人

劇団もっきりや。ひとりとひとり

2件のコメント

  1. HP復活、おめでとうございます。
    毎日、記事を書くつもりでしっかり活用してください。
    そうしないと宝の持ち腐れですよ。

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