土龍(Mogura) ──切り取られた朝陽のために 「もっきりや6月公演」

 

もぐら表もちろん 理由はあったはずなんだ
眩しすぎる陽の光はどうにもやっかいで
父親の父親の父親のころからずうっと
それよりもっと効率のよい光を求めていたことは知っている
父親の父親の父親たちはそれでも案外うまくやっていたんだろう
その結果 ぼくたちの目が退化してしまったとしても
もぐらなんだからと ぼくは思う
もぐらなんだから別にいいかと ぼくは思うんだ
「余計なことは思わずに土を掘れ」
おやかたはいつだってぼくにそう言うんだけど
やっぱり思わずにいられなくって
時々 手を休めて穴底から
ちいさな空を見あげたりして……
退化した目からも涙は流れたりして……
ちょっとだけ かなしくなるんだ

もぐら裏もっきりやの6月公演のチラシです。さあ、始動~

 

 

今回の副題「切り取られた朝陽」ってなんでしょうか。作者が黙ってほくそ笑んでいるので、腹が立ち一番無防備な時、睡眠中に質問してみました(睡眠中に話しかけると、気が変になると言います。今回限りにします、許せ)。うなされたように「えいえんえいえんえいえん…」と聞こえました。永遠といえば……

また見付かつた。 何がだ? 永遠。 つてしまつた海のことさあ 太陽もろともつてしまつた。(A.ランボー 永遠 中原中也訳から)

勝手に妄想してみました。

 

紹介 管理人

劇団もっきりや。ひとりとひとり

3件のコメント

  1. 伝説的60年70年安保にサンセンした人の中にも、怒る前に悲しくなってしまうとネット書き込みをする人がいるのです。

    土龍のこのことば(感覚? 思い?)を伝播するには、どうすりゃいいんだもぐらよ。

    カナシク
    ナッチャ
    イケナインダ

    • めりさん
      観劇ありがとうございます。めりさんの気持ち、もぐらには伝播してきて本当に本当に心強いです。
      もぐらはいろいろへんだったり、未熟だったり、極端だったり、いびつだったり言葉にならない言葉も喋り続けます。黙ってはいられないからです。もう喋り捲っちゃいます。
      先の先の先の世代を考えると、カナシンデイルバアイではなくて……。かなしみを感じるのなら、その血の熱さで燃え尽きていないだろうと信じて、喋ります。今まで生きてきたのですから。
      絶望しているから希望が見えてくるのだと、思うのです。
      「言葉じゃないんです……」とも、もぐらは言いましたが、芝居での意味とは違いますが、言葉なんです。
      演劇は言葉です。身体言語を含めて言葉を信じ、取り戻さなければと、いつも思っています。

      もぐらのひとりにとって、この国の独裁者は同時代の張子のネコだと思えています。

  2. 言わないより言っといたほうがよかろうかと、お願いしてみる次第です。
    アバウトなメモ──つまり希望的段階での公演時日予定を落書き的にでも載せるページがあるといいなあ。 当方、申請シフトでナリワッテおり、行けないこと多く残念。 できなかったらアレハ落書きダカラ、でOK。    うーん、やっぱりムリなお願いかもねー とも思いつつ。 w

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